これまでの流れ
自分を軸にして書きはじめよう。
自分の好きなモノから書いてみよう。そのために、
客観的に、自分を見てみるために、
「自分マトリクス」と名づけた「自分の好きなものマップ」を書いてみよう。
という流れで進んでいます。
ブログにテーマは必要か?
ぶらっとラーメン屋へ行った。
数日後に行ってみたら、スパゲティ屋になっていた。
また行ったら、今度は、高級しゃぶしゃぶ屋になっていた。
次の日は、ゲームセンターになってる。
ってのは、イヤだ。
テイスト、まちまちだ。
値段、まちまちだ。
そんな店には、わざわざ行かない。
テーマやスタイルが明確じゃないブログは、そんな店だ。
そんなブログだと、訪問者は増えてくれない。
テーマなし
本当は「テーマなし」「スタイルなし」でも良い場合もある。
飲食店でたとえれば「いつ行っても、何を出されても、あそこの料理はうまい!」という状態になればいい。
つまり、どんな話題であろうとも、おもしろく書ける、おもしろい内容を発見できる技術が、あなたにあるのなら「テーマなし」で書けばよいのだ。
もうひとつ「テーマ」を気にしなくて良いケースがある。
わたしに興味ある人だけ読んで、って場合だ。言い換えれば、テーマは「わたし」だ、っていうことだ。
そういう人は「ブログによるコミュニケーション」とか「ブログならではの文章術」なんて、あまり気にしなくていい。
「わたし」に興味を持ってくれる人に分かってもらえればいいのなら、そこで充分伝わるように書けばいいのだから。
テーマあり
でも、そうじゃない人は、
「テーマ」「スタイル」をちょっと気にしたほうがいい。
しっかりと「テーマ」「スタイル」を固定しなくちゃダメだぞ、ってわけではない。
よく「ブログは手軽に始められるのだから、そんなこと気にせずやればいい」と言う人もいる。
たしかにそうだ。
でも、ちょっとだけ気にしてやると、ぜんぜん違ってくる。
ぼんやりとやっていたら、なんだか自分の中に閉じこもってるだけのモノになってしまうことが多い
最初から何も気にしないでいるよりも、ちょっと気にすることで、ブログを続ける楽しさが大きくなる。
ちょっと気にしてるだけで、ブログをやっているうちに、あなたのテーマやスタイルが明確に見えてくる可能性が高くなる。
そうなってくると、訪問者も、あなたの「テーマ」や「スタイル」が好きな人が中心になるから、無用なトラブルも起こらなくなる。
安心して、期待して、見てくれるようになる。
ブログそのものの方向性や雰囲気が出てくれば、雰囲気からズレた変なコメントやトラックバックは少なくなる。逆に、方向性や雰囲気に合ったコメントやトラックバックが増えてくる。
そうなってくると、<「場」の力を活かしたブログ>ができて、良い循環が生まれる。
方向性や雰囲気が、あなた自身にとって、楽しいものであれば、ブログは、どんどん楽しい場になってくる。
「テーマ」「スタイル」を決めることによって、書くことに対する自分の姿勢も見えてくる、決まってくる。
だから、ここで、ちょっと、自分の「テーマ」「スタイル」について考えてみよう。ちょっと見つめてみよう。
次回、「テーマ」「スタイル」について考えてみます。
ご回答
「お題5」は、
「ハゲ」の気遣いフレーズを考えてほしい。
であった。
って指摘に、ぷはーっ(コーヒー噴き出して笑う)。
たしかに、小林製薬的なストレートさは、逆に強いかも。
もう、いいじゃん、腹割って話そう! といった内臓と内臓を擦り合わせて語り合う美容院。まぁ、そうも言ってられない色々なお客さんがいるから、どうしても、気遣い遠回しフレーズが必要になるのだろうけど。
「このフォーメーション(髪型)だと、どうしても中盤(頭頂部)にスペースが空いてしまうんですけど。」
「あー。ボランチ(後頭部の髪)じゃカバーできないかな?」
「ボランチじゃ運動量(髪のボリューム)が足りないですねえ。」(
サブドミナントマイナー)
ってのは、サッカーファンには有効だと思った。
ぼくの場合は、サッカー詳しくないので、言われてもちんぷんかんぷんだけど。
「お」つけて、丁寧にしたのに、より怒られ確率アップな気がするのはどうして!?
美容院ジャーゴンっぽいおしゃれ用語系では
レスヘア(ミソラ)
部分的ヌード(きよ)
ネイキッド感(shootin)
ラファ(maightea)
デリケートゾーン(
23mmはてな日記)
などなど。このあたりは、伝わりにくくなるのとの闘いですね。
オアシス(★さとこ)
も、おしゃれジャーゴンぽいし、心安らぐ感じがしてグー。
だけど、真剣に悩んでる人からすると、「心安らがせてるんじゃねぇよ」って言われちゃうかもしれません。
政治的に正しく言い換えてみた系では、
密度の薄い箇所(明友)
空きスペース(ハフハール)
兵どもが夢の跡(thin)
まできちゃうと気軽には言えないかも。
肌色ノトコロ(アズナブル・西)
地肌(荻野)
になると、実用度高そうですね。
さりげないし、フレーズとして文章になじませられそう。
ということで、今度、美容院行ったときは、とりあえず「肌色ノトコロ」というフレーズをオススメしてみてみることにしましょう。